伊藤忠エネクス株式会社

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産業マテリアル事業
高品位尿素水 AdBlue(アドブルー)

トラック・バスといったディーゼル車から排出される窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)は、地球環境と人体に及ぼす影響から厳しい規制がかけられています。高品位尿素水「AdBlue(アドブルー)」は、ディーゼル車の排出ガス中に尿素水を噴霧することでアンモニアによる還元反応を利用し、NOxを分解して無害化するものです。当社はこの「AdBlue(アドブルー)」の配送拠点を日本各地に設置し、お客様へ安定的に供給することで国内販売シェアは約20%を占めるまでに至りました。

ディーゼル車排ガス規制の切り札「AdBlue (高品位尿素水) 」

日本では地球環境と国民健康の保護を目的として制定されたいわゆる「新長期規制」(平成17年10月~)および「ポスト新長期規制」(平成21年10月~)によりディーゼル車から排出される窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)に関し世界最高水準である厳しい規制がかけられます。

NOx削減とPM削減という背反する命題を解決するための一つの方法として、PMの削減はエンジン内で行いNOx削減は排気ガス処理で行うという方法が考えられました。

これが「尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択(的)触媒還元)システム」と呼ばれるものです。

排気ガス中に尿素水を噴霧することでアンモニアによる還元反応を利用し、NOxを無害な窒素と水に分解します。この尿素SCRシステムの導入により厳しい基準値をクリアーできるばかりでなく、他の排出ガス抑制技術に比べ燃費の改善が期待できること、エンジンに対する負荷が少ないこと等の理由により、同システムはトラック・バス製造各社に採用され、また、日本だけでなくディーゼル車の割合が高い欧米におきましても排出ガス対策の主流となっております。

このシステムに使用する尿素水についてはシステム保護と性能の確保という観点から非常に高いスペックが求められております。この求められるスペックを充足するものであるとドイツ自動車工業会(VDA)が認めた製品に関し、「AdBlue(アドブルー)」を名乗ることが認められております。
(「AdBlue」「アドブルー」はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です)

つまり「AdBlue(アドブルー)」とは「高品位尿素水」であることの証明なのです。
これは全世界的に使用されている商標であり、欧米及び日本国内自動車各社は尿素SCRシステムに対し「AdBlue(アドブルー)」を使用することを指定・推奨しております。

伊藤忠エネクスでは環境問題に対する取り組みの一環として「AdBlue(アドブルー)」の販売を行っております。

尿素SCRシステム導入の背景

環境省は大気汚染の源である排気ガスについて段階的に規制の強化を行っております。排気ガスに関する規制の強化は日本だけでなく欧米先進国各国においても重要な課題として取り組まれております。

[図]

非常に厳しくなるディーゼル車排ガス規制に関する課題点は・・・

  • NOx/PM背反関係(一方を減らそうとすれば他方が増える)
  • 燃費の低下
  • 車体イニシャルコスト増加

等があげられます。
これらの課題を高水準で解決するために開発された考え方が「超高圧燃料噴射」と「尿素SCRシステム」の併用です。

尿素SCRシステムの概要

「新長期規制」「ポスト新長期規制」を見据えて開発された技術が「尿素SCRシステム」です。

[図]

一般にPMは「不完全燃焼」により多く発生。反対にNOxは「高温燃焼」することにより発生します。
この背反する2つの物質を同時に低減させるために

  1. PMはエンジン内で燃料を高温高圧燃焼させることにより低減(同時に燃費向上)
  2. NOxは排ガス中に尿素水を噴射しアンモニアの還元反応により窒素と水に分解。

という2段階を経ることにより問題の解決を図っております。

AdBlue(高品位尿素水)の物性・ポットライフ

アドブルーは危険物・毒劇物の指定はありません。ただし、水質汚濁防止法令が適用されるため、空容器を廃棄する場合には都道府県知事の許可を得た産業廃棄物処理業者に委託し、適切な処理をしてください。

物性

  • 尿素  32.5WT%
  • 無色、無臭、無害
  • 危険物・毒劇物指定無し
  • 尿素は化粧品(保湿剤)、医薬品、肥料等多用途に使用
  • 自動車用尿素水はJASO(日本自動車技術会規格)に規定あり

直射日光を避けて風通しのよい場所で保存いただけますと、長期保存も可能です。

保存温度 ポットライフ
0℃
10℃ 75年
20℃ 11年
30℃ 23ヶ月
40℃ 4ヶ月
50℃ 1ヶ月
60℃ 1週間

AdBlue(高品位尿素水)の荷姿

お客様の使用状況、ご要望に応じて4種類の容器をご用意しております。

[写真] 1m3(1kl)コンテナ
[写真] 200Lポリドラム
[写真] 5Lポリ容器
[写真] BIB(バッグ・イン・ボックス) 20L、10L

目安として、月間使用量が300L以上みこまれるお客様には1㎡コンテナ使用をお薦めしております
(無駄な容器が出ず、コスト的にも環境的にも優れます)

AdBlue(高品位尿素水)の製造・配送

アドブルーは「日本化成」「三井化学」「日産化学」等複数の会社が製造しております。伊藤忠エネクスでは製造と流通のベストミックスを考え、お客様に最適かつ安定した供給を行うことを目指します。そのために日本各地に配送拠点(SP:サービスポイント)を設置し、皆様にお届けしております。

[図]

AdBlue(高品位尿素水)の供給システム(1)[ローリーによる巡回給水]

[写真]

コンテナ、ドラムをお客様敷地内に設置。在庫が少なくなったらお客様オーダーにより各SPから専用巡回車で給水します。

  • 容器を継続して使用するので廃棄物がでません。
  • 中身だけお買い上げいただくので経済的です。

AdBlue(高品位尿素水)の供給システム(2)[路線便による配送]

【コンテナ】

充填済コンテナをお届けします。
設置はお客様でお願いします(フォークリフトが必要となります)。
空コンテナは別便で回収いたします。

【ドラム】

敷地内スペースが足りない、フォークリフトが無い等のご事情がある場合に。
※空ドラムの回収については個別のご相談となりますが、基本として少数ロットでの回収は致しかねます(10本以上纏めていただければ可能)

【BIB(10L、20L)、5Lポリ容器】

小分けして使用をお考えのお客様に。
※空容器の回収は致しません。産廃として適切に処理いただきますようお願いいたします

AdBlue(高品位尿素水)の供給システム(3)[お客様による引取り]

各SPにて実施(一部、実施していないSPもあります。詳細はお問い合わせください)。充填済の1㎡コンテナをお渡しいたします。輸送はお客様の手配車輌でお願いします。

AdBlue(高品位尿素水)の給水ツール

BIB(10L、20L)、20Lポリ缶に関しましては専用のノズルにて給水いただきます。1㎡コンテナ、ドラムからの給水につきましては多種類の用具をご用意しております。

[写真]

使用頻度、使用状況等に応じご相談させていただきます。詳しくはお問い合わせください。

AdBlue(高品位尿素水)の大口需要家様向け給水ツール

大口需要家様につきましては、大容量ディスペンサーをご用意しております。

大容量ディスペンサー(3KLタンク) [写真]
大容量ディスペンサー(3KLタンク) [写真]
3KLオールインタイプ計量器 [写真]

問い合わせ先

産業マテリアル事業本部 住所、電話番号
アドブルー販売課 〒108-8525
東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー29F
TEL:03-6327-8022 FAX:03-5418-2213
東北駐在 〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町3-3-16 芭蕉の辻ビル2F
TEL:022-342-0136
関東駐在 〒554-0032
東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー29F
TEL:03-6327-8022 FAX:03-5418-2213
中部駐在 〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-5-11 名古屋伊藤忠ビル6F
TEL:052-203-2712
関西駐在 〒530-0015
大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル8F
TEL:06-6373-6872
岡山駐在 〒700-0907
岡山県岡山市北区下石井1-1-1 ORIX岡山ビル3F
TEL:086-212-0502
広島駐在 〒730-0015
広島県広島市中区橋本町10-10 広島インテンス7F
TEL:082-502-2631
九州駐在 〒812-8528
福岡県福岡市博多区博多駅前3-2-8 住友生命ビル11F
TEL:092-471-3800

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