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Alternative Energy Development
DMEへの取組み
 
DMEとは
 
DME(ジメチルエーテル)は、環境にやさしく様々な用途に利用可能な新エネルギーです
 
DMEは、燃焼させても粒子状物質(PM)が発生せず、硫黄・窒素・芳香族など有害物質を含みません。
また、高効率な利用方法により、CO2削減が可能です。

産業用としてはLPG・重油などの代替燃料、ボイラ・発電用ディーゼルエンジン・ガスタービンなどへの燃料として利用ができます。輸送用としてはディーゼル車の軽油代替燃料として期待されています。 貨物トラック燃料としての評価は高く、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)公募事業でも実証されています。

またDMEは、天然ガス・バイオマス・石炭など、幅広い資源を材料とします。世界中で分散生産されるため、長期的な安定供給が可能です。LNGの生産が不可能な中小ガス田からも将来生産が可能になると期待されるため、供給源はさらに広がります。

 
 
DMEの物性
 
DMEは、二つのメチル基を酸素でつないだエーテル結合の物質で、図にあるとおり炭素と炭素が結合しないため、燃焼時に黒煙を発生しないのです。
 
 
 
 
エネクスの取組み―DMEの試行販売
 
DME製造プラント
平成20年6月DME製造(株)はDMEの普及促進を目的として製造プラントを建設しました。
生産規模は年産80,000トンで、今までの製造技術、利用技術の開発等の様々な成果を元に新潟地区におけるボイラや発電機(含む燃料電池)、自動車等の用途へ普及促進を図るための活動を行い、将来の商業化に向けて取り組んでいます。
当社は、DME燃料を政府や自治体の支援を受け、販売実証を開始してまいります。
 
 
エネクスの取組み―自動車インフラ整備に向けて
 
平成20年度地域イノベーション創出研究開発事業に採択

【研究開発テーマ】は自動車用DME充填装置の研究開発とDMEスタンドの安全性研究
1.DME急速充填装置の研究開発
2.耐DME性を有するシール用ゴム材料の研究開発
3.DMEスタンドの安全性に関する研究

※地域イノベーション創出研究開発事業の概要
地域において新産業・新事業を創出し、地域経済の活性化を図るため、産学官の研究開発資源の最適な組み合わせからなる研究体を組織し、最先端の技術シーズをもとに新製品開発を目指す実用化技術の研究開発を実施する。当社はプロジェクト管理法人として組織運営を行います。
 
エネクスの取組み―DMEの試行販売
研究開発フロー図
 
DME自動車燃料供給ローリー
DME自動車燃料供給ローリー
車両本拠地:新潟市下木戸 (株)ニヤクコーポレーション新潟センター内
製作:川重車両テクノ(株)(現 川崎重工業(株))
設備の特徴:DME充填ステーションにDME自動車燃料を供給するための車両です。自動車燃料専用としては日本で初めての車両設備です。また、このローリーから第1種製造所内および都道府県知事に事前に届けた敷地内において車両の燃料タンクに直接充填することができます。
 
 
エネクスが目指すDME社会
 
幅広い分野で既存のインフラを利用でき、しかも地球環境への負荷が少ないエネルギー、それがDMEです。伊藤忠エネクスは、エネルギーソリューションの核となりうるDMEを活用したクリーンな社会を目指していきます。