野中 康平さんと、「電力事業を"新"ビジネスから"コア"ビジネスに」というメッセージの写真

野中 康平

KOHEI NONAKA
2010年入社
株式会社エネクスライフサービス
マーケティング室
(2020年度所属部署)
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけでエネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

入社後のキャリア

  • 2010年 4月
    産業マテリアル事業本部新エネルギー事業開発室 水素、DME等の新エネルギー商材を用いた新規事業の検討、サポート業務を行う。
  • 2011年4月
    産業マテリアル事業本部 電力ビジネス課電力販売営業および需給管理、同事業における決算・予算管理・業務改善等、横断的な業務を担当。
  • 2012年 4月
    (出向)JENホールディングス株式会社 ※現エネクス電力電力発電事業に関する業務を担当。
  • 2014年 4月
    電力・ユーティリティ部門 電力販売部 電力販売課(西日本担当)電力全面自由化に向けたプロジェクト企画・西日本エリアでの電力販売営業立ち上げ業務を担う。
  • 2015年 4月
    電力・ユーティリティ部門 電力需給部 電力需給課電力全面自由化に向けた電力事業に関わる横断的なシステム導入を推進。
  • 2019年 4月
    電力・ユーティリティ部門 統括部 マーケティング課部門のシステム担当として、BIツールの導入や営業管理ツールの導入を担当。
  • 2021年 1月
    株式会社エネクスライフサービス マーケティング室電力小売り事業における、販売拡大施策やそれを支えるデータ分析等、「攻め」の業務を担当している。

インタビュー

これまで、どんな人生を歩んできましたか?

野中:幼少期は、年齢が近い兄とほとんど一緒にいて、ひたすらゲームしたり、外で遊んだりしていました。
中学・高校は部活に明け暮れて、大学では居酒屋でバイト三昧。
自分で言うのもなんですが、平凡で波風のない人生だったと思います(笑)。

ただ昔から、バイオテクノロジーとかゲノム解析といった分野に興味があり、ネイチャーとかサイエンスといった学術雑誌をよく読んでいたので、 その延長線上で、大学では分子生物学の研究をしていました。
農作物のDNAを解析して環境変化に強い個体を作ったり、「THE研究」という感じですね(笑)。
私が通っていた学部では大学院に行くのが当たり前でしたが、研究室にこもって研究をしていくよりも、早く外の世界で働きたかったので、一般企業に就職しようと思っていました。

野中 康平さんの写真

伊藤忠エネクスを志望した理由を教えてください。

野中:大学時代、国際NGOにボランティアとして活動をしていたことが大きく関係しています。
そのNGOでは、発展途上国で家を建てる、という活動を行っていて、私もタイやインドネシアに実際に赴き、現地で活動を行っていました。

1回のプロジェクトで1カ月ほど滞在するのですが、現地での生活を目の当たりにして、インフラの必要性や安定的なエネルギー供給が暮らしに与える影響について考えるようになり、自分の将来もエネルギー業界を志望することに繋がっていきました。

発展途上国でボランティアをする野中 康平さんの写真

   また、途上国でのエネルギー支援という軸で考えたときに、状況に応じてポジションを変えながら支援が出来る商社に魅力を感じていたので、エネルギー系の商社である伊藤忠エネクスを志望しました。

これまで歩んできたキャリアを教えてください

野中:入社して配属されたのが新エネルギー事業開発室という部署でした。
水素等の、新エネルギー商材の開発や検討をしており、その商材の1つに電力事業があり、今でこそ、数百人単位の会社の主力ビジネスになりましたが、当時は5名ほどのチームで運営していました。 少人数だったこともあり、業務の切り分けも出来ていなかったので、大変なこともありましたが、電力ビジネスを俯瞰できる良い経験になりましたね。

そこで2年ほど電力ビジネスに携わった後、JENという会社に出向し、発電事業に関するイロハを学びました。
エネクスに戻ってきたタイミングで、PU部門という部門が発足し、人が増えたことで、これまでの俗人的な業務では回らなくなり、業務の標準化が喫緊の課題になりました。その頃から、部門の社員が使えるような横断的かつ、垂直統合されたシステム構築について考えるようになりました。

そのシステム構想が現実的になったのが、2016年の電力全面自由化です。
自由化に伴って、ビジネスの幅は広がりましたが、それと同時に色々なものを管理できるガバナンスが効くシステムが必要でした。

そこで約1年かけて、営業案件管理から、見積作成、成約後の電力供給手続き、請求書送付、お客さま向けマイページをワンストップで完結できるシステムを構築・導入しました。これまではメール・Excel・電話・口伝で行っていた業務を業務の標準化・見える化・同じフローで業務の完結が出来るようになり、目に見える形で労働生産性が上がったのは、自信になりましたね。

電力業務横断システム「トマホーク」の写真

   電力業務横断システム「トマホーク」
案件管理や取引先情報、営業マンの進捗管理等、電力業務に関わる全ての情報が一元的に集約されている。

現在はどのような仕事をしていますか?

野中:現在は、電力販売事業とモビリティ(レンタカー)事業を行っているエネクスライフサービスという会社に出向しています。モビリティと電力販売を上手く掛け合わせて、ビジネスを創っていくことが現在の業務ですね。

システム・ツールありきではなく、戦略に沿って適切なシステムを構築しながら、いろんな人を巻き込んで会社全体の成長を促していければと思っています。

伊藤忠エネクスってどういう会社だと思いますか?

野中:若手だから〜とか関係なく、チャレンジさせてくれると思いますね。電力全面自由化の際のシステム構築も、全面的に私に任せてくれましたし、何かあれば上司がフォローしてくれるので心強いです。

あとは、働き方がとてもクリーンですね。私が入社した当時(2010年)は、多くの人が夜遅くまで残業していましたが、ここ数年は、夜7時には、オフィスにほとんど人がいなくなり、一気に働き方が変わったと思います。

時差出勤を使って仕事をしているので、早めに出社し、15時には仕事を終わらせて、夕方以降、子どもと遊ぶ時間を作れるので嬉しいです。

ご自身の将来や、今後のキャリアについてはどう考えていますか?

野中:今後、チャレンジしたいことが2つあります。
1つ目は、フロントエンドの経験値を伸ばしていくことです。今まではバックエンド(システム)の裏方業務が多く、システムを用いて業務の効率化やコスト削減、みたいなことをやってきました。なので今後は、消費者側のビジネスにも触れて、「稼ぐ」ということも貢献できればと考えています。

2つ目は、後進の育成です。
大規模なシステム開発に携われたことは良い経験になり、ユニークなスキルを身につけることが出来ましたが、それと同時に、同様のことが出来る人材も育てていく必要があると考えています。

今後、社会全体でIT化・デジタル化の波が加速していく中で、エネクスとしても社会の変化に機敏に対応出来るような人材が重要だと思いますので、自身の経験を生かして、その人材づくりにも積極的に関わっていけたら嬉しいです。

腕を組んでいる野中 康平さんの写真

1日のスケジュール

野中 康平さんのスケジュール写真1 野中 康平さんのスケジュール写真2
  • 08:00
    朝は息子を幼稚園のバス停に送ることから始まり、その後出社します。
  • 09:00
    メールや業務システムの確認(管理・保守)が朝の日課です。
    午前中は、今の業務の改善+各セクションへのヒアリング等、 現状の業務に関して仕事をすることが多いです。
  • 13:00
    新たに機能を追加するシステムの打ち合わせをシステム業者と行います。
    今の機能への影響を加味しながら、半年〜1年のタームで、新機能の開発を行っています。
  • 15:00
    社内の営業セクションとの打ち合わせ。
    業務に関する相談やデータを基に収支改善の提案を行います。
  • 18:00
    帰宅し、4歳の長男・2歳の次男と一緒にお風呂に入る。
  • 21:00
    子どもが寝た後、夫婦で晩酌するのが日々の楽しみです。
  • お気に入り My Favorite

    子供と遊ぶ野中 康平さんの写真

    お気に入り My Favorite

    子どもとひたすら遊んでいます。公園に行ったり、家でプラレールを作ったり、成長を見られるのが嬉しいですね。

  • オフの時間の使い方

    ザ・モデルという本の表紙の写真

    オフの時間の使い方

    読書をして過ごすことが多いです。
    おススメの一冊、ザ・モデルという本です。
    前述したシステム構築の際、この本の考え方が非常に参考になりました。

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