若手部門横断対談
テーマ
多彩なフィールドで、
個性を発揮して成長し、
自分らしいキャリアを描いていく
伊藤忠エネクスの社員は入社後、どのように仕事を覚え、どのようなキャリアを歩むのか。
また、その中で経験する困難、驚き、発見、喜び、やりがいとはどんなものなのか。
所属部門の異なる若手社員4名が語り合いました。
※所属は取材当時
カーライフ部門
電力・
ユーティリティ部門
産業ビジネス部門
コーポレート部門
※所属は取材当時
先輩社員の背中を追いながら、
実践で着実に力をつけていく
“入社直後、どのように仕事を覚え、
いつ頃から仕事を任されるように
なりましたか?”
入社以来、ガソリンスタンド(SS)向け燃料卸の営業を担当していますが、そのキャリアは高崎にある支店から始まりました。最初は「ガソリンスタンドのことを学べ」ということで、1か月間、お客さま先のSSに研修に行き、その後、先輩の営業同行を経て、1年目の9月に独り立ちしました。複数の先輩の異なる営業スタイルを学べたことが、今の土台になっています。
私が営業活動に取り組み始めたのは、入社から半年後、電力・ユーティリティ(PU)部門のエネクスライフサービスに異動してから。Yさんと同じく先輩の営業に同行しながら個人向け電力販売の営業を少しずつ学び、徐々に独り立ちしていきました。
配属当初はとにかく先輩方から教わることが多いですよね。私は最初、ホームライフ部門の新事業開発課に配属され、主担当の先輩のサブ担当という形で、蓄電池の受発注フォローや新たな提携先の検討などの業務に携わりました。お客さま先で会社の概要説明をさせてもらったり、アポ取りしたり、議事録を書きまくるとか…。そこから少しずつできることを広げていきました。そして、2年目に伊藤忠エネクスホームライフ西日本(現伊藤忠エネクスホームライフ 中国支社)に出向し、現場で3か月間の指導を受けたあと、一般家庭にLPガスや「eコト電気」、ガスコンロ、給湯器などを販売する営業として独り立ちしました。
独り立ちしたからといって、すぐに完璧にできるわけではありません。担当先のSSの社長の方々に、「まだ新人でわからないことばかりですが、一生懸命勉強していきます」と正直に伝えると、熱心に教えてくださる方が多くて。当社と40年〜50年のお付き合いのあるお客さまも多く、若手を育てようという温かさに助けられました。
私の場合は、希望していた産業ビジネス部門ではなく、人事課に配属され、最初は少しショックを受けました(苦笑)。しかし、先輩方に教えていただきながら、サブ担当として研修や制度設計、海外駐在員サポートに携わるうちに、仕事そのものはもちろん、給与や法律、社会保険などについて学ぶ面白さに気づきました。2年目にはメイン担当を任されるようになり、仕事がどんどん楽しくなりましたね。
多様なビジネス経験を経て、
大きなやりがいをつかむ
“これまでに転機となった経験を
教えてください。”
衝撃的だったのは、入社3年目でのタイ赴任です。商材が太陽光ビジネスに変わり、一から当社サービスの概要や、タイの法律・商習慣を学びながら営業活動を行いました。現地の日本人は私を含めて3名。そのため最初から即戦力として動く必要があり、営業力が一気に鍛えられました。
Hさんがタイに赴任していた2年間、私は東京の人事課からサポートしていました。仕事は大変そうでしたが、生活は楽しそうでしたよね?
はい。親日国家で、日本人の駐在員も多く、また人事課のフォローもあって、暮らしやすかったです。初めての赴任先がタイで良かったです。
私は入社4年目に念願の産業ビジネス部門へ異動しました。初めての営業部署で、最初は決算や売上の感覚、社外の取引先や関係者とのやりとりなど戸惑うことばかりでしたが、それ以上に「希望の部署で新しいことを学べる喜び」が勝っていました。
入社5年目にコーポレート部門のIT・デジタル部に異動したことが、大きな転機となりました。ITの知識ゼロの状態からのスタートだったので、研修動画の受講、資格勉強、さらに業務の中で初めて聞いたワードを生成AIに聞いたり、部内のメンバーや一緒に業務に取り組むベンダーの方々に都度質問したりして、知識を身につけていきました。そうした中で自ら問い、解決していく過程が、一番成長につながったと感じています。
“現在の仕事内容と
やりがいを教えてください。”
社内およびグループ会社のITリテラシー向上を担っています。eラーニングの企画・進捗管理から、グループ会社のみなさんに向けたIT知識の共有、IT関連情報をお伝えする会議の開催まで、会社全体、グループ全体に影響を与える施策を動かせるのが大きなやりがいです。
海外の元売りから購入した石油製品を輸入する際の、外航船の運航オペレーションを担当しています。関係各所と連携し、自社タンクに安全に製品を届ける仕事です。些細なミスで大きな金額が動き、採算に影響を与えてしまうビジネスなので緊張感はありますが、そのダイナミズムに手応えを感じています。
太陽光ビジネスに加え、法人向けのコスト・CO2削減の提案や、電気や省エネ商材などの提案も行っています。このようにお客さまのご要望やお困りごとに合わせて、自由な提案ができるのが面白いところ。その中で当社の幅広い商材に関する理解を深めていけるのもやりがいになっています。
1年目から引き続き、SS向け燃料卸の営業活動を行う中で、現在は担当先のSSの売上増加施策の提案や、決算分析・資産の効率化など運営コンサルタント的な業務も行っています。いつも刺激になるのは、各地の最前線でSSを経営している社長と相対し経営者マインドに触れること。その中でお客さまに何ができるのかを追求することにやりがいを感じています。
困難を乗り越えた先に見えてくる
仕事の本質や価値
“印象に残っているエピソードを
教えてください。”
伊藤忠エネクスホームライフ西日本出向時に、現場の営業活動や工事作業などの状況をデータ化するための、新しいスマホツールの導入・推進を担当したことが印象に残っています。苦労したのは、デジタルツールへの関心や理解が、社員によってバラバラな状態から、「みんなが利用」し、さらに「便利になった」と効果を実感してもらうよう先導することです。この経験が「他者を巻き込む力の必要性」や「プロジェクトの進め方」について深く考えるきっかけに。そしてそれは、現在担当しているエネクスグループ全体のITコミュニケーションツール活用促進の取り組みに活きています。
タイ赴任中、太陽光の工事中の予期せぬトラブルでお客さまに迷惑をかけてしまったことがありました。それまで築き上げたお客さまの信頼を失う不安でいっぱいでしたが、すぐお客さま先に謝罪し、トラブルの経緯を説明するなど誠実に対応。その結果、「迅速に対応してくれてありがとう」と感謝されました。日々の提案や訪問を通じて築いたお客さまとの信頼関係があったからこそ乗り越えられたのだと感じ、自分の自信にもつながる経験でした。
入社2年目の1月、能登半島地震の際、支店間で協力して、支援物資を運んだり、燃料の供給に携わったりしたことは、記憶に新しい出来事です。それまではSSに燃料を供給するto B(対企業)しか見えていなかったのですが、この経験を通して、その先の被災されたエンドユーザーのみなさんの手元に燃料が届くことの意味を体感。自分たちの仕事は「エンドユーザーのみなさんの生活を守る(インフラを提供する)ことなのだ」という本質を実感しました。
所属している流通ターミナル部は、先物取引や為替予約などでデリバティブ商品を扱い、社内では珍しい在庫を抱えたビジネスを行っているため、決算や取引がかなり複雑。また、常にウォッチしている市況も、海外市況、国内市況、為替・先物など多岐にわたります。さらに、自社船の配船や在庫繰り、貿易関係の業務など、幅広いビジネスを含んでいます。そのため、配属1年目はビジネス理解に徹し、2年目の今は、船のオペレーションを習得中。来年以降、営業として独り立ちし、「石油製品の輸入・貯蔵・販売」というダイナミックな契約をまとめる日を楽しみにしています。
それぞれの個性を
尊重する環境のもと、
新たな取り組みに挑んでいく
“これから挑戦したいことは
何ですか?”
当社の強みである商材の幅広さを活かした取り組みや、部門横断的な取り組みを積極的に展開していきたいです。例えば、電力部門のお客さまが実は他部門のお客さまだった、というケースも多々あります。それならば最初からワンストップで提案できれば、お客さまにより大きな価値を届けられるはずです。
脱炭素の流れの中、石油ビジネスは変革期を迎えています。単に石油製品を輸入・販売しているだけでなく、既存の枠組みを超えて、タンクや自社船を活用した新しいビジネスを構想しながら、仕事をしていければと考えています。
SSも同様の課題を抱えており、今後は、「石油販売+中古車販売」など、新たなものを組み合わせた事業の提案が重要になります。そうした中で、既存のお客さまとともに新しい事業の形をつくり、さらに新たなお客さまも獲得していければうれしいですね。
「こういうITツールがほしい」、「ITツールでこういう使い方ができないか」といった現場の声を拾っていく活動を強化したいです。同時に、中期経営計画にあるデジタル化目標に貢献していきたいと思っています。
私は当社の事業とは畑違いの農学の分野から当社に入社しました。私のような人は結構多くて、本当にさまざまなバックグラウンドを持つ方がいます。そんな中、お互いの違いをリスペクトする文化があり、それぞれの強みを出し合いながら働けるのが魅力だと感じています。
確かに。それぞれの個性をすごく尊重してくれますね。それに加えて、部門や部署によって取扱商材や取引先も、社会との関わり方も違うから、キャリアパスも自ずと多様になる。私たち4人にしても、全然違う道を歩んでますから。
その一方で、チームワークの強さも感じます。
それはありますね。それぞれ個性はバラバラですが、「お客さまに安心安全にエネルギーを届ける」という共通ゴールに向かう一体感は非常に強い会社だと思います。
「少数精鋭」というのも、当社の魅力を表す言葉の一つ。一人ひとりの裁量が大きく、若いうちから成長できる環境が整っています。
私は当社の最終面接で志望動機を言い忘れるというミスをしました(笑)。それでも結果としてここで働くことができているのは、会社が私の「人となり」をしっかり見てくれたからだと思っています。自分の「人となり」をしっかり伝えることができれば、きっと自分に合う場所が見つかるはず。就活生のみなさんも頑張ってください。応援しています!