伊藤忠エネクス株式会社

社会貢献活動

基本方針

エネクスグループ社会貢献活動の基本方針
「社会とくらしのパートナー」として未来につなぐ環境づくり・人づくり・コミュニティづくり

  • 経営理念「社会とくらしのパートナー」を基本に、事業活動とともに良き企業市民として社会に貢献します。
  • 次世代を育む環境づくり・人づくり・コミュニティづくりをテーマに、持続可能な社会を未来に引き継ぐ活動を行います。
  • 社員が一市民として行う社会貢献活動を支援します。
  • 社会貢献活動の内容・成果を積極的に開示し、社会と共有します。

環境保全

タンチョウも住めるまちづくり

開拓や乱獲の影響で絶滅の危機にあるタンチョウ(ツル)の保護活動を応援しています。
タンチョウの飛来を優しく見守る環境整備とまちづくりに取り組まれている北海道長沼町へ寄附を行い、豊かな自然づくりに協力しています。当社では株主の皆様が電子的方法で議決権を行使いただくことにより削減となる郵送費用と手数料の一部を寄附しています。2023年度は6,141名様のご協力で、614,100円を寄附いたしました。

映画「奇跡の子 夢野に舞う」に協賛

 「奇跡の子 夢野に舞う」は、北海道長沼町から100年以上前に姿を消した絶滅危惧種でもあるタンチョウ(ツル)を再び町に呼び戻すまでの7年の軌跡を描いたドキュメンタリー映画です。より多くの方々に自然と人間の共生について考えてほしいと願い、伊藤忠エネクス、ホームライフ北海道は共に協賛いたしました。

企業版ふるさと納税を通じた森林保全

伊藤忠エネクスでは企業版ふるさと納税を通じて森林保全プロジェクトを行っております。当取り組みを通じ2021年度、2022年度、2023年度累計で約38haの植林と5年間で約667tのCO2削減に寄与しております。

地域の美化活動

当社アスファルト基地では、基地内清掃に併せ基地周辺の歩道の草刈りやごみ拾い等の美化活動を随時実施しております。
今後も同活動を通じ地域の環境保全に努めて参ります。

子どもたちと育む大阪の森林

グループ会社のエネクスフリート㈱では(公財)大阪みどりのトラスト協会への支援を通じ、大阪府北摂地域の緑化保全活動に力を入れています。特に三草山ゼフィルスの森(能勢町)では、大阪府内の児童養護施設の子どもたちと一緒にハイキングをしながら樹名坂の設置と草木の手入れを行うイベントを開催し、子供たちによる里山保全活動の体験を通じて、豊かな自然を次世代へつなげる活動を行っております。

次世代育成

朗読と音楽の会「ことばの力を楽しむ会」

2014年より東日本大震災の被災地の方々の生きる力を応援することを目的に、「ことばの力を楽しむ会」を全国で開催。朗読と音楽を通してあらゆる世代の感性を育て、大切なことを語り継いでいます。出演は元NHKアナウンサーで当社社外取締役を務める山根基世氏と元TBSアナウンサーの進藤晶子さん、そして毎回さまざまなゲストの方をお呼びし、朗読と様々な音楽を入場無料でお楽しみいただいています。会場では東日本大震災ふくしまこども寄附金や災害復興支援の任意募金を呼びかけ、寄附しています。
2021年度より引き続き、公益社団法人企業メセナ協議会により芸術文化による豊かな社会づくりを推進している活動として「This is MECENAT2023」に認定されました。

食育活動・火育活動「いただきます・ほのおの力応援宣言 for kids」

全国各地の幼稚園・保育園・保育所を訪問し、子供たちに“いただきます”と“ごちそうさま”の意味や食の大切さ、毎日の感謝の気持ちをお伝えすることをテーマとした食育活動「いただきます応援宣言 for kids」を2010年度より展開しています。また、炎の尊さと怖さを伝える火育活動「ほのおの力応援宣言for kids」を2013年度より展開しています。
2023年度はグループ会社及びグループ販売店協力のもと、13施設539人の子どもたちを対象に実施いたしました。

ファミリーデー

当社グループ社員がこどもと一緒に出勤し、こども達に会社を体験してもらうファミリーデーを年に一回開催しています。手作りの名刺を社長や社員と実際に交換したり、オフィス見学などを通して、参加したこども達に会社の役割を楽しく学んでもらう次世代育成活動です。コロナ禍においては、オンラインでお父さん/お母さんの職場の様子を見られるツアー動画やこども向け会社案内動画を作成し、全国にいる社員の子供たちに楽しんでもらいました。

次世代のスポーツ活動を応援

グループ会社の㈱エネクスライフサービスはサッカーJリーグの川崎フロンターレに協賛しており、サポーター様向けに販売しているフロンターレでんきの1%を川崎フロンターレアカデミーの強化費として助成しています。また、2021年12月には「フロンターレでんきpresents中西哲生サッカー教室」を主催し、地域活性化と次世代育成の両方に貢献しました。

復興支援

当社グループでは、東日本大震災中長期支援として、有志社員から毎月寄附金を募り復興支援に役立てています。2022年度の寄附金総額は1,068,600円でした。
(2011年度~2022年度寄附金総額:34,240,400円)
(寄附先:いわての学び希望基金、ふくしまこども寄附金、みやぎこども育英資金)

また、災害被災地の復興支援にも協力しております。
・2018年 西日本集中豪雨被災者支援金 500万円拠出
(寄付先:認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム)
・2019年 令和元年台風被災者支援金 500万円拠出
(寄付先:認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム)
・2020年 令和2年7月豪雨被災者支援金 500万円拠出
(寄付先:認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム)
・2023年 トルコ南部地震被災者支援金 100万円拠出
(寄付先:駐日トルコ共和国大使館(トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD))
・2024年 令和6年能登半島地震被災者支援金 300万円拠出
(寄付先:認定NPO法人法人ジャパン・プラットフォーム)

障がい者支援

当社では障がい者の方々を支援し、多様性社会の実現に貢献しています。

オリジナルカレンダー

毎年当社が発行しているオリジナルカレンダーは、2008年より社会福祉法人東京コロニーのアートビリティへ登録されている障がいのあるアーティストの方々が描いた素晴らしい絵をデザインとして起用しています。また、障がいを持ちながらも意欲的に活動されている方々を表彰するアートビリティ大賞の運営にも協力しており、障がい者アートの普及とアーティストの方々の自立を支援しています。

スワンベーカリーのパン販売

スワンベーカリーは、障がい者の自立と社会参加の支援を目的として、ヤマト福祉財団により設立されたベーカリーです。エネクス本社では毎月一回スワンベーカリーに出張販売していただき、焼き立ての美味しいパンを当社グループ社員が購入しています。

スポーツ支援

障がい者の健康増進や交流のために活動している特定非営利法人ゆめけんに協賛し、活動をサポートしています。ゆめけん主催の水泳大会には毎年社員がボランティアとして運営に協力しています。

その他の活動

スポーツ協賛

伊藤忠エネクスグループではスポーツ文化の浸透・普及、次世代育成への貢献を目指し、スポーツ協賛に取り組んでいます。

飢餓救済イベントへ協賛・参加

毎年WFP(国際連合世界食糧計画/World Food Programme)の主催する貧困国の飢餓救済チャリティーイベント「ウォーク・ザ・ワールド」に協賛し、社員とその家族で参加を行っています。チャリティーウォークの参加費用は貧困国の学校給食や教育機会向上へ役立てられています。
新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった2020年・2021年は予定していたイベント協賛費用をWFPへ寄付しました。再開した2022年のウォーク・ザ・ワールドでは全国から多くのグループ社員が参加し、世界中の子供たちが健全に成長しながら学び、貧困を克服することができるよう学校給食支援に協力しました。

献血活動

当社本社のある、東京/霞が関ビルディングにおいて、年に2回開催される献血活動に社員が協力しています。伊藤忠エネクスでは当ビル献血への参加時間を就業時間として認めています。

備蓄食糧の寄付

本社勤務社員分の備蓄食糧の一部入れ替えにあたり、賞味期限に余裕のある備蓄食糧をNGOレスキューストックヤード様へ寄付いたしました。寄付した食品は令和3年8月豪雨で被災した佐賀県武雄市内の支援団体を通じて在宅避難者の方々への配布や、東日本大震災以降郡山市で続く避難者交流相談会にて配布しご活用いただきました。今後も防災に対する意識を高め、フードロス削減のために協力して参ります。

余剰カレンダーの活用

年末に余剰となってしまうカレンダーを廃棄せず、必要とされている団体へ無償提供し地域貢献にご活用いただいています。提供先の清瀬市社会福祉協議会様では、カレンダーと引き換えに市民の皆様に募金をいただくチャリティーイベントを開催されており、集まった募金は困窮者への緊急支援、施設対処時の自立支援、障がい者の社会参加、子供の貧困対策・孤立防止等に活用いただいています。また、コロナ減収によりお困りの世帯、生活保護世帯や自立相談支援機関の学習支援等へもお届けしていただきました。

社員のボランティア活動支援制度

社会へ貢献し、社会から信頼される人材を育成するため、社員と家族が一市民として参加するボランティア活動費用を補助する制度を設けており、社員が災害復興支援活動や植林活動などに自主的に参加しています。

社員の健康増進で寄付活動

当社は働き方改革の一環として社員の健康増進を掲げております。2022年度は社内ウォーキング大会において参加社員の平均歩数に応じ、小児がんの子供たち向けに支援事業を行っている認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークへ寄付を行いました。(累計参加社員数333名、寄付額22万円)

新型コロナウイルス感染症への対応

医療従事者の皆さまへの支援活動

株式会社コスモスイニシアと協働し、東京都内の感染症指定医療機関を含む医療機関を対象に、勤務する医療従事者の皆様に宿泊施設を無償提供いたしました。

役員・社員有志一同による医療事業者様向け寄付

有志の役員・社員より寄附金を募り、日本赤十字社および看護職の地位向上と活躍のための世界的キャンペーンNursing Now キャンペーンへ寄付いたしました。

日産大阪販売が、大阪府に電気自動車を寄贈

大阪府と包括連携協定を締結したグループ会社の日産大阪販売株式会社が、新型コロナウイルス感染症の軽症者受け入れ施設への医療備品運搬用の公用車として大阪府に電気自動車を寄贈いたしました。

「ことばの力を楽しむ会」の動画を挿絵とともに公開

各地域において、医療施設や保育園にマスクを寄贈したほか、外出自粛期間における在宅中の親子向けに、これまで当社主催で開催してきた朗読と音楽の会「ことばの力を楽しむ会」の動画を挿絵とともに公開しました