「EV用充放電自動制御システム」の共同開発および実証試験開始について
「EV用充放電自動制御システム」の共同開発および実証試験開始について
伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:吉田朋史、以下「伊藤忠エネクス」)は、株式会社アイケイエス(本社:京都市中京区、代表取締役:今井尊史)、エナジー・ソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:森上寿生)と共同で、太陽光発電の余剰電力を活用した電気自動車(以下「EV」)用充放電自動制御システム(以下「本システム」)を開発しました。
また、伊藤忠エネクスは2024年8月より、伊藤忠エネクスのグループ会社である伊藤忠工業ガス株式会社の東松山事業所(所在地:埼玉県東松山市)において、本システムを用いた事業所単位でのエネルギー利用の最適化、効率化に係る実証試験(以下「本実証」)を開始いたしましたのでお知らせします。
<本システムの概念図>
本システムは、事業所(工場)に設置した太陽光発電から得られる余剰電力をEVに充電し、あらかじめ設定したピークデマンド値に近づいた場合には、EVに蓄電された電力を自動で事業所(工場)において使用される電力として放電するものです。独自に開発したエネルギーマネジメントシステム(EMS)が、一連の充放電を自動で制御し、最適なエネルギー利用を実現いたします。
本実証では、東松山事業所におけるEVの導入促進と充電コストの削減を図りつつ、事業所単位での使用電力のピークカットおよびCO2排出量の削減を目的に、エネルギー利用の最適化、効率化の検証や運用・技術上の要件を確認し、本システムの早期商用化を目指します。
伊藤忠エネクスグループでは、今後もカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの更なる活用や、お客様の多様なニーズにお応えするエネルギーサービスの拡充に取り組んでまいります。
電力・ユーティリティ部門 GX部 地域創生課
【本リリースに関するお問い合わせ先】
伊藤忠エネクス株式会社
経営企画部 コーポレート・コミュニケーション室