エネルギーの安定供給と事業を通じた課題解決のために 2023年4月に社長CEOに着任いたしました吉田朋史でございます。 伊藤忠エネクスグループは、60年以上にわたり、「社会とくらしのパートナー」として、皆様の生活に欠かすことのできないエネルギーをはじめとして、生活に必要なインフラとサービスを絶やすことなくお届けしてきました。 私たちはこれからもこの使命をゆるぎなく果たしながら、さらに社会課題の解決に貢献し、みなさまの豊かなくらしの発展と持続可能な社会の構築に資する事業・サービスの提供を拡げていきたいと考えております。 いま私たちを取り巻く環境は、資源価格の高騰、エネルギー不足や低環境負荷商品への移行など予測の難しい転換期にあります。どのような環境下にあっても、エネルギーを安定的に供給し、社会のニーズに合わせたビジネス展開でステークホルダーの皆様の要請に迅速に応えること、これらが当社グループの役割であります。脱炭素促進の商品・サービスやソリューション販売は、とくに注力すべき分野として積極的に取り組みます。 また、社員ひとり一人の力を引き出す取組みも加速します。女性活躍、多様な人材が活躍できる仕組みや制度の拡充と人的資本施策の強化により、いっそう生産性を高め、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。 2023年4月 代表取締役社長CEO 吉田 朋史
当社グループは、気候変動をはじめとする環境問題・社会課題の解決に向けて事業を通じて貢献し、地球・社会全体のサステナビリティと私たちの持続的成長の両立を継続することに努めています。サステナビリティ課題は、長期的視点で審議・モニタリングするグループ全体のサステナビリティ経営戦略を実行・牽引する経営会議の諮問機関「サステナビリティ委員会」で協議したうえで、取締役会への報告または取締役会において承認する体制を構築しています。 <2021年度サステナビリティ委員会開催実績> ・開催実績 :7回 ・主な審議内容 : サステナビリティ方針、重要課題 : GHG排出量削減目標検討 : 重要課題に対するアクションプラン : TCFD提言に沿った開示 : ESGデューデリジェンスチェック : サステナビリティに関する勉強会 等 <2022年度サステナビリティ委員会開催実績> ・開催実績 :7回 ・主な審議内容 : スコープ1、2の定量データモニタリング : 2030年度目標GHG排出量削減に向けた施策、ロードマップ検討 : 有価証券報告書記載への対応 : TCFD提言関連 : サステナビリティに関する勉強会 等
サステナビリティ方針に基づき、サステナビリティ課題(マテリアリティ)を特定しました。これらの課題に対する取り組みを通じて持続可能な社会づくりに貢献し、より一層の企業価値向上に努めてまいります。 また、重要課題に関する取り組みについては、サステナビリティ委員会において進捗を管理してまいります。