伊藤忠エネクス株式会社

浚渫船で初めて『GTL燃料』の使用が開始されました

2022年06月10日
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浚渫船で初めて『GTL燃料』の使用が開始されました

伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田賢二)は、若築建設株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:烏田克彦、以下「若築建設」)が所有するグラブ浚渫船「若鷲丸」において、当社が取扱う『GTL燃料』を使用した運用が開始されたことをお知らせいたします。
 
今回の『GTL燃料』採用は、大手建設会社が浚渫作業向けの燃料として『GTL燃料』を正式に採用した初めての事例となります。
 
若築建設では、マテリアティ(重要課題)※1の策定やJCLP※2加盟を通じ、カーボンニュートラルの実現や気候変動への対応など、グリーン社会(脱炭素社会、気候変動適応社会、自然共生社会、循環型社会)の実現に、責任ある企業として貢献できるよう、建設工事でのCO2削減、再生可能エネルギー事業への参画およびブルーカーボンの取組みなどを積極的に推進しております。
 
当社が取扱う『GTL燃料』は硫黄分・芳香族分を事実上殆ど含まず、燃焼時のCO2削減効果、NOx(窒素酸化物)やPM(ばい煙や粉じんなどの粒子状物質)の低減効果を期待できる環境負荷の少ない燃料です。これらの特徴が上記若築建設のコンセプトに合致し、この度の供給開始に至りました。また、本用途に限らず、作業現場にて稼働する重機やフォークリフトへの適用等、引き続きご検討をいただいております。
 
エネクスグループでは、経営理念「社会とくらしのパートナー」のもと、エネルギー企業としてエネルギーの安定供給を行うとともに、今後も脱炭素社会の実現、環境負荷低減、持続可能な社会への貢献を目指してまいります。
 
※1…マテリアティ:SDGS17のゴール、169のターゲットの中から、若築建設として優先的に取り組んでいる課題
※2…JCLP:「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」の略称。脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009 年に日本独自の企業グループとして設立。国際非営利組織 The Climate Group のローカルパートナーとして RE100、EV100、EP100 の普及窓口を務める。
 
《参考1》本件の概要
1) 供給先 〒808-0023 福岡県北九州市若松区 若鷲丸係船地
2) 対象船 グラブ浚渫船兼起重機船「若鷲丸」
3) その他 若築建設ホームページ

《参考2》本取組みのご参考写真
 
※GTL燃料の特徴等、GTL燃料の詳細につきましては当社ホームページも合わせてご覧下さい。
 




【本リリースに関するお問い合わせ先】
伊藤忠エネクス株式会社 産業ビジネス部門 環境ビジネス部
担当:向井・坂口 TEL:03-4233-8073

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