大阪・関西万博の建設工事でリニューアブルディーゼルの実証利用を開始 ~工事で使用する軽油を切り替え、CO2削減を目指す~
大阪・関西万博の建設工事でリニューアブルディーゼルの実証利用を開始
~工事で使用する軽油を切り替え、CO2削減を目指す~
伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:吉田 朋史、以下「当社」)は、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:佐々木 正人、以下「竹中工務店」)と協業し、大阪・関西万博(以下「万博」)の建設工事で、リニューアブルディーゼル(以下「RD」)の実証利用を開始します。
本取り組みは、2023年4月から竹中工務店が手掛ける万博関連工事において、建設重機等の使用燃料を軽油からRDに切り替えることで、温室効果ガス(GHG)の排出量削減を目指すものです。このRDは、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太)が世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるNeste OYJ(本社:フィンランド、CEO:Matti Lehmus、以下「Neste」)から輸入調達し、当社が国内供給いたします。
NesteのRDは、食料と競合しない廃食油や動物油等を原料として製造され、ライフサイクルアセスメントベースでのGHG排出量で、石油由来軽油比約90%削減を実現いたします。RDはいわゆる「ドロップイン」燃料として既存の車両や重機等でそのまま利用することが可能で、今後更なる利用拡大が期待されます。
当社は、経営理念「社会とくらしのパートナー」のもと、エネルギー企業としてエネルギーの安定供給を行うとともに、今後も環境負荷低減商材やサービスの普及に努め、持続可能な社会への貢献を目指してまいります。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
伊藤忠エネクス株式会社
産業ビジネス部門 環境ビジネス部 次世代燃料開発課
TEL:03-4233-8073