伊藤忠エネクス株式会社

北海道初、次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」を土木工事現場で使用

2025年09月29日
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北海道初、次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」を土木工事現場で使用

伊藤組土建株式会社(本社:札幌市中央区北4条西4丁目1番地、代表取締役社長:大谷正則、以下「伊藤組土建」)は、北海道開発局発注による2件の工事において、伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田畑信幸、以下「伊藤忠エネクス」)が供給する次世代バイオ燃料であるリニューアブルディーゼル(Renewable Diesel、以下「RD」)の現場使用を、北海道内の建設業で初めて試行的に実施しました。

■ 対象工事・使用機器

工事名 使用機器
道央圏連絡道路 長沼町山加山南1号線改良工事
(札幌道路事務所管轄)
発電機(デンヨー社製)
石狩川改修工事の内 北村遊水地西工区周囲堤外工事
(岩見沢河川事務所管轄)
バックホウ 0.45㎥(日立建機社製)

■ 実施期間

令和7年(2025年)9月24日~9月26日

■RD使用機器写真

伊藤組土建は、「責任観念」「誠心誠意」の社是のもと、人・まち・環境が調和し、豊かに発展していく未来を目指して事業活動を行っています。2023年には、北海道の建設業で初めてSBT認定を取得し、スコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出を2022年比で2030年までに50%削減する目標に挑戦しています。
こうしたなか、国土交通省が2025 年4 月に策定した「国土交通省土木工事の脱炭素アクションプラン」において、建設現場のカーボンニュートラル実現に向けたロードマップが示されました。伊藤組土建では、これを受け、次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の現場使用を試行。これは工事現場におけるCO₂排出量の把握および排出削減をさらに推進するための、具体的な一歩です。

伊藤忠エネクスは、経営理念「社会とくらしのパートナー ~エネルギーと共に・車と共に・家庭と共に~」のもと、エネルギーとサービスをお届けすることを使命とし、人々の豊かなくらしと持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。サステナビリティ方針の一つに「事業を通じたカーボンニュートラル社会への貢献」を掲げており、RDの流通拡大を通じてサーキュラーエコノミーおよび脱炭素社会の実現を目指しております。

※ リニューアブルディーゼル(Renewable Diesel):
RDは、食料と競合しない廃食油や廃動植物油脂等のような廃棄物や残渣物を原料として製造され、ライフサイクルアセスメントベースでのGHG排出量で石油由来の軽油と比べて最大90%の削減*を実現します。RDは「ドロップイン」ソリューションとして、既存の車両や機械および給油関連施設を活用することが可能であり、既に欧米を中心に広く流通実績があります。脱炭素施策に係る導入コストを最小限に抑え、GHG排出量削減にも大きく貢献できる次世代バイオ燃料として、今後の建設・輸送分野等でのさらなる利用拡大が期待されます。「リニューアブルディーゼル」は、エコマーク認定商品です。
*「GHG排出削減率」は計算方法を規定する各国・地域固有の法律および計算に使用される原材料比により異なります。

https://service.itcenex.com/lp/renewable_diesel/


【本リリースに関するお問い合わせ先】
伊藤組土建株式会社
サステナビリティ推進室
E-mail:Sustainability@itogumi.co.jp

伊藤忠エネクス株式会社
産業ビジネス部門 産業ビジネス開発部 次世代燃料販売課
E-mail:enex_hvo@itcenex.com

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