伊藤忠エネクス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：岡田　賢二、以下「当社」）の連結子会社である防府エネルギーサービス株式会社（本社：山口県防府市、代表取締役：大窪　肇、以下「HES」）は、運営する石炭火力発電所において今秋に木質バイオマス混焼試験を実施することといたしましたので、お知らせいたします。

 

本実証試験で使用するバイオマス燃料はブラックペレットで、石炭と混焼することでCO２排出量の削減が可能となります。当試験では現状の設備において混焼量を段階的に変動させて稼働状況の確認と各種データ採取を行い、CO２排出量削減のための本格運用に向けた検討を行っていく予定です。

 

当社グループは、みなさまのくらしに欠かせない様々なエネルギーの安定供給を使命としております。今後も安定供給を軸に経済性と脱炭素への取組みの両立を強化しながら、エネルギーを通じて環境問題や社会課題の解決に継続的に取り組んでまいります。

 

＜試験運用の概要＞

■試験名称：HES木質バイオマス混焼試験

■内　　容：①現状設備においてバイオマス混焼運転が可能であることの実証を段階的に検証すること

　　　　　　②バイオマス混焼における各種データ収集

■対象設備：HES５号ボイラー

■混焼率　：2.5％～10％

■実施時期：2022年10月（予定）

■目　　的：継続的なCO２排出量の削減に向けた検討

 

当社グループは、社会とくらしのパートナーとして事業を通じてサステナビリティ課題を解決し、SDGｓ（国連の持続可能な開発目標）の達成に貢献してまいります。

■伊藤忠エネクスグループのサステナビリティ　https://www.itcenex.com/ja/csr/policy/index.html